出産の話
2006年9月16日(土)〜17日(日)台風直撃の夕方
出産 41w0d

16日の夕方5時、熱が出たので病院へ…

内診をしたらもう破水していました。気づかなかった…
熱が高かったから、帝王切開になるかもと手術の準備をしました。
心電図とか採血とか。
全部ベッドの上でやった。熱があるから体が痛い。

しばらくして、おなかにつけたモニターのグラフが波を打ち始めました。




それを見てると…




おなかがズーンズーンってだんだん痛くなってきて

見る見るうちに痛みが強くなって

怖くて泣きそうになって

必死で泣くのを我慢して



夜中の12時の内診で7〜8センチ開いてるって看護婦さんが言ってた。



苦しくて声が漏れて泣きそうで

揺れるイスに座って痛みを逃して

hideが背中をさすってくれて



やっとやっと…



朝が来た…

なんて長い夜だったんだろう



担当の女医さんがベッドの上で私の体から赤ちゃんの入った袋をはがす。

痛くてベッドの上で体をくねらせて声を上げてしまった。

ひとつの体がふたつになろうとするときの

引き裂かれる痛み…



分娩室に入った。hideも一緒。


促進剤を点滴されて、絶え間なく陣痛が来る
何度も何度も漏れる声をひたすら我慢する


もう死んでしまうと思った。
死ぬより痛いと思った。
死んだことないけど、絶対死ぬより痛い。



まだいきんじゃダメ。



hideの腹式呼吸が耳元で聞こえる
姿は目に入らない
目の前にあるもの全てがゆがんで見えない


時計の針が12時をさしていた
お昼だろうか…


看護婦さんが「いきんでみようか」って言った


何度も何度もいきんだ


先生も助産師さんも一緒に頑張ってくれた


出てこない・・・

目が飛び出るほどいきんだ



出てこないから先生が吸引をした
機械を入れるとき股を三箇所切った

三回みんなで引っぱたけど赤ちゃんは大きくて私が小さかったから出てこない


「もうムリだから、ここまで頑張ったけどね今から手術の準備するからね!」


それから…
手術室の準備ができるまで30分ひたすら一分おきにくる陣痛に耐えた



部屋の外に家族がいる

自分の声が響く

hideのビデオが止まる

赤ちゃんの頭が手に届くところまできている・・・



分娩室を出てhideと離れた。

エレベーターで手術室へ上がって
沢山の青い服の人に囲まれる



自分の声が手術室に響きわたる…



そして痛みが…



一瞬で…



消えた…





そして・・・



おんぎゃー



泣いた

私も泣いた


体が震えて止まらなかった


手術中だから体を動かしてはいけないと
みんなで私の体を押さえた


感動して体がゆうことを聞かない


3010gの元気な女の子。

みんなありがとう、hideありがとう、あかちゃんがんばったね。
私たちのところへ来てくれてありがとう。

元気な赤ちゃんが生まれました。
大切な家族ができました。

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